私が出会い系サイトをやってみたのは、けっこう遅くて20代後半でした。それまでは実生活内で彼女を探すことに苦労はしていませんでしたから、あまり興味が持てなかったのです。ちょうど彼女と別れて、次の女性も居なかった谷間の時期でした。
私は別にいつでも必ず彼女が居ないと寂しくて仕方がないというタイプではありません。ですからその時も、自分から躍起になって女性を探すということもしていませんでした。ただ仕事が休みで予定のない日などは、ふと「彼女が居ればなあ」などと思うことがあったのも事実です。
そんな時に携帯を検索しているうちにメル友を探そう、というサイトを見かけたのです。メールだけでも女性と話ができれば何かの気休めにはなるのではないかと思って始めてみたのでした。自分では単なるメル友サイトだと思っていたのですが、後になってみればいわゆる、出会い系サイトだったわけです。
出会い系サイトの利用方法など知りませんから、自分で考えながら適当に使っていました。もちろんカードを使用してお金も支払っていましたが、確か、さほど高額ではなかったように思います。そんな中で気になる女性ができました。本気の恋人が欲しいわけではなくて、その気になった時に気軽に会えるような相手が欲しいと言うのです。その点は私も同様で重い関係は疲れるから避けたかったのもあって、すぐに意気投合して会うことになったのです。
お互い大人ですから、会ってすぐに男女の関係になりました。それからはお互いに人肌が恋しくなった時に会うといった、いわゆるセフレの関係を続けることとなったのです。数年後、私に本命の彼女ができて自然と連絡をしなくなって関係は終わってしまったのですが、初めての出会い系サイト経験にしてはラッキーだったと思っています。